新年のごあいさつ 2006年1月号
園長 宇賀孝敏
仁淀川町ならびに関係各位の皆様、新年明けましておめでとうございます。
旧年中、皆様からご支援とご協力を頂きましたことに関係者一同、心より御礼申し上げます。
お蔭様で、平成五年二月に開園した自然学園は、今年の二月に一四年目を迎えることになります。
子どもに例えてみれば、中学二年生の年齢、自立に向けて大きく成長していく年齢です。
学園も同様に、飛躍できるよう職員一同、頑張ってまいりますのでよろしくお願い致します。
学園の去年を振り返ってみますに、三月には高校入学が決まった六名の卒園生を送り出すことができました。
そして四月から六名の留学生でスタートし、学習やクラブ活動に汗を流した一学期がはじまりました。
その間、五名の留学生が利用し、うち四名が学園生活終了後、地元の学校に復学をしてくれました。
八月には、小学生二十名の参加で、三泊四日の自然体験セミナーを行いました。
川遊びや木工教室、ある晩は講堂に布団を並べてみんなで寝ました。
小学生に夏休みの楽しい思い出を提供することができました。
二学期になると、中学校の運動会や池川地区運動会、
中学駅伝や文化祭、学園では連休を利用して運動場でのテント宿泊など、
山間のすばらしい「秋」を満喫し、中学時代の思い出を積み重ねました。
千葉、東京、埼玉、滋賀、奈良、香川(二名)から、
期待と不安を持ち合わせ入園してきた留学生七名は、
池川中学校の先生や生徒の皆さん、地域関係者の方々の理解を受けながら立派に成長しております。
簡単ではございますが、ご報告申し上げ、
皆様方の今年一年が昨年同様良い年でありますよう祈念し、新年の挨拶と致します。