『十五年目になります』  

 

今年の三月に四人の卒園生を見送り、四月に一人の入園生を迎え、七人でスタートしました。

平成五年に開園し、今年の四月末で留学生は延べ人数二百九十二になってます。

 

 自然学園は、山村の中学校を希望する子どもたちと、不登校の子どもたちを受け入れている施設です。

親元を離れ、寂しい気持ちを我慢し、貴重な体験ができていることを実感しながら、同世代の子どもたち

が寮生活に頑張っています。

 

 出身地は、千葉・静岡・沖縄・島根・京都・山口・滋賀などで、最近の見学者では、仙台から来られた方

もいました。

 

 このような山村留学事業に取り組んでいる町村、団体はたくさんありますが、自然学園は、山村留学だ

けでなく、不登校児童の居場所や適応指導教室の意味を持つ、特殊な施設であり、弱い子、犠牲になっ

ている子どもたちが、自分らしさを取り戻そうとするところです。

 

 ホームページには学園生の日々の様子を少しばかり掲載しております、ご覧下さい。全国の悩める中

学生を面倒みることは到底できませんが、これからも、学園の「門」を叩く子どもを大切にしたいと考えて

いますので、今後もご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

この時季恒例のイタドリの皮むき

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