3月15日、自然学園の卒園式が行われました。
ふるさと体験センターの理事長(山崎町長)をはじめ、
役員の方々、来賓、保護者、職員、在園生の見守る中、6名が巣立っていきました。

池川中学校へ通う者、池川木材へアルバイトでお世話になった者、
園内で勤労体験した者などさまざまでしたが、
修了証と花束を受け取って、自らの目標に向けて巣立っていくみんなの顔は明るく輝いていました。

卒園生の作文をご紹介します

学園に来てから
こんな山の中の生活についていけるかな、すごくひまでやめてしまうかも知れないと不安だったけれど、
友達といる時聞が多くて、いろんなことで話し相手になったから、がんばれたと思う。

夏ぐらいに「もう帰りたい。」と親に電話したこともあった。
すると「ここで続かんようでは、何をしても続かんぞ。」といわれて、
たしかにそうかも知れんと思い直した。

園長先生はおばあちゃんみたいにきつかったけれど、
それがすごく大事なことなんだなということが、今あらためでわかった。

ここには、お父さん、お兄さん、お姉さん、弟たちもいて大家族だった。
でも一番うれしいことは、ここに来てぼくが目指していこうと思うことが見つかったことだ。

こういう環境が、ぼくの夢を探し出してくれたように思う。
ぼくはがんばって夢を実現して、絶対にこの学園に来るし、
何かの役に立てたらいいと思っている。がんばる!!