1997年9月号
平成元年、池川塾ではじまった「ぼくらお山のガキ大将」が
「わくわく自然体験セミナー」として受け継が今年で9回を数え、先日無事終了しました。
参加者は県下各地より小中学生45名。
スタッフや手伝いの卒園生など合わせ66名の大家族の合宿です。
今年は特に1年生の参加が多く、少し心配もありました。
しかし子ども達はみなこのセミナーに参加したことを喜んでくれました。
そのことが私達にとって何よりの喜びであり、疲れもふっとぶような感激です。
今年も次の三つのことがら
1.出会いのすばらしさ
2.自然とのふれあい
3.家族のありがたさ
を感じてもらうことをテーマに4泊5日のプログラム。
最後の夜は、池川町子供会も参加交流して一緒に楽しみました。
7/30 | 7/31 | 8/1 | 8/2 | 8/3 |
わくわくどきどきの日 | 作ってあそぼうの日 | 自然とあそぼうの日 | みんなと遊ぼうの日 | 思い出いっぱいの日 |
出会い、班分け、炭切、 動物の飼育、飯食炊飯 |
絵馬づくり木工教室 | 炭窯原木入れ、安居渓谷 谷川あそび、宝さがし うなぎのつかみ取り 大峠トンネル見学 |
草笛教室、土屑川水泳 わくわく共和国記念パーティー (夜店、きゃんっぷファイヤー、花火) |
炭窯火入れ 親を迎えてツボイ牧場へ |
参加した子どもたちの感想です。
高知市立鴨田小学校 一年生
最初電車で来て、わくわくはどんなところなんだろうかと考えていました。
そして、駅に着いたとき、わくわくドキドキしました。
学園についたとき、迷いそうなぐらい大きかったことが今でも忘れることなく、頭に残っています。
ほんとに面白かったわくわくありがとう。
わくわくに参加してよかったと思います。
だって、自然と友達になれたし、楽しいことが後から後からでできました。
広い緑の中で、生きていきたいと思いました。思い出はいっぱい残っています。
水泳や飯盒ごはん、炭風呂に入ったり、原木を入れたり、ヤギの乳しぼりをしたりしたことです。
私立土佐交子中学一年
私の心に残っていることは、安居渓谷や士居川へ行って、川で遊んだことと、わくわく共和国のことです。
安居渓谷や土居川では、久しぶりの川だったし、水はきれいだし、
友達といっしょに遊べたからよかったです。
幼ころい頃には川にも行っていたけど、最近では行かなくて、
プールや海では味わえない楽しさがありました。
日に焼けすぎて、体がいたいくらいです。
宝さがしも楽しかったです。
わくわく共和国の夜は、雨が降って来て残念でした。
晴れていれば、もっと運動場でかけまわることもできたのに。
花火もいつもとはべつの楽しさがありました。
わくわく共和国パーティーも終わりの方では雨もやんでファイヤーもでき、
最後の夜も楽しくすごせました。
いやだったのは、飯倉炊飯とうなぎのつかみどり、飼育です。
飯盆炊飯は、あついし、めんどうでした。それでもおいしく炊けてやったかいがあったと思います。
たまには、こういう自然がいっぱいのところで生活することはいいことだと思います。