自然学園では体育の日に、
仁淀村(現在は仁淀川町の仁淀地区)の星ケ窪で開かれた「星の集い」に参加しました。
そこは山のてっぺんの窪地にある気持ちのよい所で、
風船とばし、もちなげ、堀内佳さんのコンサートなどが催されていました。
空き時間にビーチバレーをしていると、
池川町内のおじさん、おばさんや、仁淀の子どもたちもポツリポツリと交わり、
和気あいあいとした雰囲気の中で気持ちのよい汗を流しました。
学園生たちには、そうした交流や、堀内さんのコンサートが、特に印象に残ったようです。
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感想文:星の集いハイキング
中学2年生 男子
堀内佳さんのコンサートが一番心に残った。
なぜならその人は、目が不自由なのに、明るい表情でにこやかにみんなと接していた。
なかなかそうはできない。
それに歌も上手で迫力があった。高音でひびきわたる声だった。
自分の作曲した歌を歌って感動的だった。
あの声にしろ、あの歌にしろ、ぼくの胸にぐんとくるものがあった。
つぶやきながらギターを弾き、その後で歌を歌った「徳弘のおじいちゃん」という曲が一番よかった。
口笛でも演奏していたが、いろんな楽器で演奏するよりいっそういい響が伝わってくる。
ぼくもライブ用のギターが欲しくなった。
GRASS(歌手の河村隆一さんの曲)を歌ったのは、本人にそっくりの声で、びっくりした。
目の前で、河村隆一が歌っているような感じだった。
最後にアンコールにこたえて「かんばい」を歌った。感情が伝わってきた。
来年もまた、あの歌声と演奏を聞きに行きたいと思った。
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町内での新しい出会いから、子どもたちはまた新しい自分を見つけてゆくのでした。