3月13日、ふるさと体験センターの理事長(山崎 池川町長)をはじめ、
役員・保護者、約40名の方々の見守る中、学園の卒園式が行われ、5名が巣立ちました。

特筆すべきは、地元へ帰り中3に進級したA君を除いて
他の4名が全員、高校に進学することができたことです。

これは、すばらしい成果であったと思います。

池中生としてお世話になったB君、
大都会のまっただ中での生活から、山村留学生として一年間、この学園から学校までの坂道を毎日往復して体も心も強くなりました。
休日には、学友の家に遊びに又、好きな魚釣りにと、池川の生活を堪能し、希望の工業高校へ合格し、親元へ帰りました。

又昨年春、高校受験に失敗、再挑戦したい思いのC君は、
学園の歳上級生として学園の日課をこなし、
北高通信生として、毎月曜には、スクーリングに高知へ往復し、単位修得にも努力し、
高知の私立高校と、工業高校に見事合格し、私立高校を選んで進学しました。

D君は昨12月頃入園し、やっぱり進学したいとの希望で、学園に留まって、ここから通学できる高校を選び合格しました。

そしてEさんも、自宅から通学できる高知の高校に合格し、現在朝6時起床でがんばっています。
池川の青い山、清い流れ、澄んだ空気、そして皆様のあたたかいお心にふれて、生まれ変わり、
これからの目標をつかむことができたのだと思い、ただただ有難く万感胸に迫るものがあります。

彼等の将来を見守っていきたいと思います。