天気は安定しませんが、すっかり暖かくなてきました。
桜の花も散り、かわって学園の敷地の木や草が一雨ごとに緑を増していきます。
そんな中、中学校バレーボールの春季大会が須崎市で開催されました。
高齢化率が50%を超えた仁淀川町には現在中学校が3校あります。近々統合されて2校になるようですが、どの学校も少子化の影響の中、少ない人数でクラブ活動を頑張っています。そのなかの池川中学校女子バレーボール部に学園生が所属しているので、その応援にいってきました。
去年までは池中バレーボール部はメンバーが足りず、隣町の中学校と連合して参加していたのですが、今年度は1年生4名の加入を迎えて、池中バレーボール部として単独チーム結成かと思いきや、今年は同じ町内の吾川中学校のバレーボールのメンバーが足りないため、吾川中バレーボール部との連合チ―ムでの大会参加でした。
少人数であるという事は良いこともあるのですが、クラブ活動に関してはそうとばかりは言えないところがあります。
そんな中で連合チーム結成一ヶ月も経たない内に、選手たちはコートに立ったわけですが、チームワークもよく、互いに声を掛け合ったりする姿は観ていて楽しいものです。
さて、試合の結果は予選リーグ敗退でした。学園生はバレーを始めて6カ月ばかりの経験で公式戦初出場という事もあって、緊張感が一杯。最初は他の選手も動きが硬かったのですが、リーグ三試合目になって、試合に慣れてきて動きがよくなりました。
「点差は開いたけど、いい試合だったよ」
これは、3試合めを応援した学園生のコメント。
試合が終わり、迎えの車中で試合の感想を聞くと初めに出た言葉が「緊張したぁ」でした。彼女のに残された公式戦はあと県体のみとなりました。チームには1試合でも多くコートに立てるように頑張ってもらいたいものです。そして、クラブ活動ならではの体験を通して成長していくことを期待しています。
吾川・池川女子バレーボール部 春季大会